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OUTLINE

                                                  タテハチョウ科 Nymphalinae
 クモガタヒョウモン
  Nephargynnis anadyomene ella (Bremer)

ノアザミに訪花したクモガタヒョウモン

 自然林に接する草原に棲む年1化のヒョウモン。生産性の低い草原はひとたび営農法が変わると他へ転用されることが多く,植林地・茶畑や果樹園などに変貌している。本種も例外なく衰亡した種で,近年では早良区脊振山麓の荒谷部落においてクリの花に来ていた1♂が目撃されたのと今年油山で目撃された記録のみである。♂の翅の表面の地色は橙色,♀は少し緑っぽくなる。他種のヒョウモンよりも後翅が角張っている。翅の裏面は灰色っぽく,翅をたたむと極端に目立たなくなってしまう。年1化型のヒョウモンの中では一番早く出現しウツギなどの花に集まる。

ノアザミに訪花したクモガタヒョウモン  

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