平地から山地まで広く分布する普通種。翅の表面は黒色で三条の白帯がある。翅の裏面は表と同じ同じパターンの模様だが,黒を明るい茶色に置き換えている。日本にはミスジの名前の付くチョウは数種いるが,福岡県内には英彦山山系と犬ヶ岳に局地的にミスジチョウ,県内広くにコミスジが分布している。福岡市に棲息しているのはこのコミスジ1種だけ。枝先に翅を水平に開いて止まっていることが多く,時折パタパタ・スー・パタパタ・スーと羽ばたきと滑空を繰り返しながら水平面に円を描くように緩やかに飛ぶ。その飛び型と丸っこい翅形には親しみとかわいらしさを感じる。 |