平地から中山にかけて分布するが,丘陵地や山麓部の広葉樹林に多く棲息する。以前は中央区南公園で普通に見られるチョウであったが,近年は数が少なくなり樹液に数頭集まっている光景はほとんど見られない。春型はジャノメチョウ科とは思えないほど活発に飛翔しあまり止まらない。夏型は夜明けと同時に活動を開始し日中の行動は鈍くなる。人の汗も好み,手の甲などに良く飛来し口吻を伸ばして汗を吸う。以前はキマダラヒカゲという1種であったが近年サトとヤマの2種に分かれた。その後はこの2種がどのように分布しているのかの調査はあまり行われていず,キマダラヒカゲとしての記録が残っている場所が多い。 |