アゲハチョウ科 Papilionidae オナガアゲハ Papilio macilentus Janson
幼虫は山中に生える野生種のミカン科のコクサギを好むため山地性の分布をする種で,本種を平 地で見かけることはほとんどない。食樹のコクサギは山中の雑木林の沢沿いなどの陰湿地に生えるため,現在ではスギ・ヒノキ植林の影響で少なくなり,オナガアゲハも数が減少してしまっている。春型はヤマツツジやノアザミ,夏型はクサギやリョウブに吸蜜に飛来する。早良区の脊振山系ではまだ姿を見ることができるが,城南区の油山ではほとんど見ることができない。オナガアゲハという名前は後ろ翅の尾状突起が特に細長いことに由来する。
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