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 ファーブルのお墓はセリニャン村から少し車で走った村外れにあります。
 あたりには荒地に背の低いブドウが栽培されている畑が見られます。
 お墓に供えるため,道端の名もない草花を摘みました。

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 お墓のある教会の入り口です。
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 墓地の内部。ファーブルのお墓は左に入っていった先にありました。
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  他の墓石と異なって,ファーブルの墓にはなぜか十字架が乗っていません。
 これは,ファーブルが発見した,今で言うところの性フェロモンで♀の蛾が♂を誘うという事実を当時の教会は快く受け入れず,教会からファーブルが迫害された名残です。
 でも,墓石にテントウムシ(聖母マリアの虫)やカマキリ(お祈り虫)がとまって,ファーブルの死を悼んだという言い伝えが残っているそうです。

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墓石に刻まれたファーブルの名

 



 皆でお墓に花を供え,お祈りをしました。
 向こうにはラサ会長,ファーブルの曾孫のストヤノヴィッチさんの姿も見えます。花に水をやるのはK女史です。

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        墓の前でお祈りをする私

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 ファーブルの眠る墓の前で目をつぶって手を合わせると,1世紀前の偉大な先人ファーブルの存在がひしひしと身に感じられ,しばらくは身動きできませんでした。
 墓を離れた後感動で目頭が熱くなり,空を見上げた瞬間思わず涙がこぼれました。家内もそばにいて私を見ていたのですが,気遣ってそっとしててくれました。

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